小学校プログラミング教育必須化

小学校プログラミング教育必須化

小学校プログラミング教育必須化

文部科学省による次期学習指導要領

文部科学省は、小学校段階におけるプログラミング教育とはどういった内容で、どのような力を育むことをねらいとするのか、なぜ、小学校段階で必要なのかといったプログラミング教育の本質について様々な意見が出されました。

人工知能、ディープラーニングを通じて学習するという時代、技術革新がハイスピードで進む中、人間ならではの感性を働かせながら多様な人々とコミュニケーションを取り、これからの人生や社会の在り方について方向性を見出し、それを実現するために技術を活用できる存在になっていくこと。

そのためには、身近な生活の中で気づきを得て学んでいく小学校段階から、生活や社会におけるプログラミングの意識を知り、コンピュータに触れながらプログラミング的思考を身につけていくことが必要だという認識が広がり、小中高を通じて、発達の段階に応じたプログラミング教育を盛り込んでいこうという方向性が示されました。
(出典:先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本 翔泳社)

(出典:文部科学省 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/__icsFiles/afieldfile/2017/05/12/1384662_1_1.pdf)

この図は、次期学習指導要領改訂スケジュールです。
小学校では2020年度から、プログラミング教育を含んだ授業が開始されます。

なぜ、学校教育にプログラミング教育が必要か

ポイントは3つ

義務教育の目的の1つ

「国家・社会の形成者として共通に求められる最低限の基盤的な資質の育成」
前提となる社会の変化に教育も対応が必要である。ということだそうです。

身近な生活にコンピュータが入り込んできたから

「電気をつけて」「音楽をかけて」など、音声で機械を操作することができる時代です。
身近な生活で使われるコンピュータは「魔法」ではなく、科学技術が詰まっていることを
理解する必要があるということです。

特定のプログラミング言語でのコーディングを覚えることを目的としないから

小学校段階でのプログラミング教育へのよくある批判への反論という面もありますが、
表面的なコーディングのスキルを覚えるよりも、プログラミング言語の流行り廃りと
関係のない「本質的」に必要なことを学習する必要性について言及されています。

(出典:先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本 翔泳社)

(出典:文部科学省http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/074/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/07/07/1373891_5_1_1.pdf)


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