子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 その4

子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 その4

プレゼン力を養う

「プレゼン力」とはなにか?

プレゼンテーション、つまり表現する力です。

とても素晴らしいモノを作ったとしても
みんなに役立つアイデアがあったとしても
それを伝える力がないと
何もないものと同じことになってしまいます。

「自分の思いをいかに相手に伝えることができるかどうか」
「自分が伝えたいことを相手にきちんと伝えることができるかどうか」
それを実現するのが、「プレゼンテーション力」です。

社会人になった時、プレゼンテーション力が必要なのは、
商品やサービスを扱う営業職や販売職だけでなく、
会議・打ち合わせで企画を説明する場合や、
問題に対して改善提案する場合など、
相手が存在するすべての職種についても同様です。

つまり、誰かとコミュニケーションを取る場面の多くで
プレゼンテーション力が必要だと考えています。

 

もちろんプログラミングを通して、
新しいモノを作ったとしても
そのモノの優位性や特徴をうまく
プレゼンテーションできなければ
商品として購入してもらえないでしょう。

 

自分の夢を実現したいとき、
誰かに支援してもらいたい時でも、
プレゼンテーション力は必要です。

日本の文化

しかしながら、日本人は、プレゼンが下手と言われています。
その理由は、文化の違い(「弁論の文化」と「文章の文化」の違い)
とも言われています。

東京三菱銀行ワシントン駐在員事務所の所長をされている竹中正治氏が、
自身のコラムでとても興味深いことを述べています。

「アルファベット24文字の組み合わせで
読み書きのすべてが済む英語に対し、
ひらがな・カタカナ・漢字の三種類を駆使する日本語は
読み書きを学ぶためにより長い時間をかけねばならないということだ。」
 (竹中正治ホームページ:http://masaharu-takenaka.jp/)
日本語のひらがな・カタカナ・漢字の読み書きを練習している間に
アメリカの子どもたちは、人前で話す訓練を受けているわけです。
納得できますね。

プレゼン力を鍛える

プログラミングをする=プレゼン力が養われる。訳ではありません。
プログラミングを通して、作ったモノをみんなの前でプレゼンすることで、
プレゼン力を養おうと考えています。

初めからプレゼンが上手な人などいません。
魅力的なプレゼンをする人は、練習や経験を積み重ねてきたのです。
プレゼンスキル限らず、何かのスキルを身に付けたいとき、
そのためにできることはただ一つ、練習あるのみです。

練習し経験し、少しずつ慣れてもらい、
素晴らしいプレゼン力を養いたいと考えています。

 


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